


1 いーくん :2020/05/01(金) 20:12:07 .net
●自分
性別:男
年齢:28歳
●相手
性別:女
年齢:27歳
逐次投下していくんでよろしく
まずは出会い編!
友人たちがどんどん結婚を決めている。会社の同期5人、地元の友達を含めたら両手じゃ足りないぐらいだ。
いくらブームだからってちょっと多すぎやしないかい?
いやいや愚痴はよそう。せっかくのお祝い事だ。しっかり祝福しなければ。
えっ?ぼくはどうなのかって?もちろんそんな予定は無い。
なんならつい半年前に恋人に振られたばかりだ。
今年の夏は一人さみしく過ごしたぜ!
お盆に地元に帰ったら友人の結婚報告や式への招待が来たときはなかなか複雑でしたわ。
そんな夏を過ごした僕は、周りの人がどんどん結婚をしていく環境に少しばかり焦っていた。
かといって出会いもない。
だから僕はアプリに手を出すことにした。
そこで僕は、あーちゃんに出会った。
女の子のプロフィールをみて「いいね!」をし、女の子も「いいね!」を返してくれればマッチング成功となる。
マッチングするとアプリ内のメッセージ機能でやり取りできるようになるというものだ。
マッチングを成功するためには、何においてもプロフィールを充実させることが重要らしい。
特に写真が重要とのことだ。自分の顔や雰囲気がわかる写真が有効とのことである。
正直、自分の顔には自信がない。よく人から「ワニに似てるね!」と言われる。せめて哺乳類にしてほしい所だ。
数少ない自分が写った写真からいくらかマシなものを選んで設定しておいた。
ワニっぽくないやつだ。
次に重要なのは自己紹介文とのことだ。
なんだよ自己紹介って、就活かよ!異性に惹かれるような自己紹介なんてわかるかよ!
というわけでネットを調べた。
なるほどなるほど。
?あいさつ?住んでるところ?仕事?趣味(無難なやつ)?感謝の順に書くといいわけね。
それにしても無難な趣味か。そもそも僕は趣味が少ない。
漫画やアニメは見るがグッズを買うほどののめり込んではいない。
家にネットを通してもいないのでPCやゲームもあんまりしない。
音楽?なにそれおいしいの?
ただ一つだけ僕にも趣味と呼べるものがある。
それは、バイクだ。バイクでのツーリングだけが僕の唯一の趣味といってもよいだろう。
ただし、これは、無難な趣味とはいえない。
というわけで趣味はドライブとかでお茶を濁しておいた。
9月中旬で、まだまだ残暑が続いているある日の夜のことである。
アプリには美人でいけてる女の子もいれば、顔が全くわからない女の子もいた。
何人かにいいね!をした。ほとんどの女の子にはスルーされたが、3人ほどマッチングした。
ただし、メッセージのやりとり中に音信不通となった。
やっぱアプリやめようかな?
そんな気持ちになっていたところに、ふと、あるプロフィールが目に留まった。
写真はかなり遠めから撮影されたもので顔はほとんどわからない。
でも、なんだろう?なんて言えばいいんだろうか?
こう、ビビッてくる女の人だった。
遠めから撮影された写真や子供と遊んでいる後ろ姿の写真、
自己紹介文は、彼女の個人情報なのでここでは控えておこう。
とにかく、何としても彼女とマッチングしたい!
そう思った僕は、「メッセージ付きいいね!」機能を使うことにした。
メッセージ付きいいね!はいいね!と一緒にメッセージも送信できる機能である。
30分くらいかけて渾身のメッセージを考えて、
いざメッセージ付きいいね!送信!
神よ!何卒この女の子とのマッチングをお願いします!
アプリから通知が来た。
『あーちゃん、とのマッチングが成立しました。』
神様!本当にありがとう!
まさにそんな気持ちで、神社のほうに向かって思わず土下座した。
ちなみにその神社は縁結び神社と呼ばれるところで2週間前に祈願に行ったところだ。
本当にご利益ってあるんだ。
今度あの神社にいったらお礼としてお守りたくさん買って、お賽銭を貢いでおこう。
この子とは何としてもやり取りを続けたい。
さっそくメッセージだ!
「マッチングどうもありがとうございます!僕はM市に住んでいます!メッセージから仲良くなりましょう!あーちゃんと呼ばせていただいてよろしいでしょうか?」
「こちらこそありがとうございます!よろしくお願いします。はい大丈夫ですよ。私もM市に住んでいます。私はなんと呼べばいいでしょうか?」
いやいや待て待て。ここですぐ返すとがっつき過ぎな印象を持たれる(ネット情報)。
30分ぐらい時間をおいておこう。
「ありがとうございます!それではあーちゃんと呼ばせてもらいますね!僕のことはいーくんと呼んでください!あーちゃんもM市に住んでいるんですね!それじゃどこかですれ違ったことがあるかも?」
「いーくんですね。わかりました。そうですね!すれ違ったことあるかも…」
とまあそんな感じでやりとりが始まった。
やりとりのなかで
・お互いの自己紹介
・仕事内容
・趣味
について話したりした。
携帯のほうでのやりとりも順調だ!
あーちゃんは水族館が好きで、なかでもペンギンが好きらしい。
さらに彼女はバイクも好きということが分かった。
バイクの免許は持っていないようだが、親戚のおじさんの影響でバイクが好きらしい。
一番好きなバイクはドラッグスターらしい。
攻めどころが渋い!でもそこに共感できる!
1週間ぐらいやりとりを重ねて、いざ実際に会ってみないか打診することにした。
「一度一緒にご飯に行きませんか?」
「大丈夫ですよ。いつにしましょうか?」
あーちゃんとのやりとりのなかで、彼女は月曜日休みということがわかっている。
しかし僕は土日祝休みの仕事である。
つまり日程を合わせるのが難しいということだ。
しかし、神は僕を見捨てていない。
なんと1週間後に土日月が休みの3連休があるのだ。
よし、その日を打診してみよう!
「1週間後の月曜日はどうでしょうか?予定があるなら別日にしましょう!」
「予定大丈夫です!月曜日でおねがいします。」
この時の僕ときたらまさしく有頂天で思わず仕事中に鼻歌を歌っちゃうような調子だ。
まさに、絶好調である。
待ち合わせ場所はM駅だ。
M駅は周辺に繁華街の近くで、飲み会でよく利用している。
電車に乗って10分、M駅に到着した。
あーちゃんからも連絡があり、既に改札前にいるとのことだ。
あーちゃんの服装を聞き、ピンク色の服を着た女の子を探した。
いた。
めちゃめちゃ緊張してきた。
さあ勇気を振り絞って声をかけよう。
「初めまして。あーちゃんですか?」
「いーくんですか?」
「はい、いーくんです。よろしくお願いします。」
「今日はよろしくお願いします。」
目はクリクリしていて猫のようだし、声もかわいい。
泣きボクロもあってキュートだ。
それに加えてバイク好きな女の子だ。
確信したね。きっと僕の人生で彼女以上の女性とは出会えないだろう。
思わず跪いて神に感謝の祈りを捧げたい。
おっと、だめだだめだ。
今はあーちゃんに集中しなくては。
「はい。行きましょう!」
行く店は串カツ屋だ。
あーちゃんが行ってみたいというお店である。
バイクにしろ行ってみたい店にしろ、なかなか渋めの趣味をお持ちのようだ。
もはや好きである。
他愛のない会話をしながら店に入り席に着いた。
店ではいろんな話をした。
お互いの趣味や今興味を持っていること、仕事のことなどなど。
ちなみにあーちゃんは県内チェーン店の店員さんらしい。
後は今までの恋愛経験なんかも話した。
なんとあーちゃんは、今まで彼氏がいなかったらしい!
うそやろ??
こんなかわいい娘に今まで彼氏いなかったとかあるの?
テンション 爆★上★げ である。
あ、ちなみに僕は2人ほど付き合ったことがある。
結果はお察しの通りだ。
1、2時間ぐらいお店でご飯兼おしゃべりを楽しみつつ外に出た。
下心はあった。
だってこんなにも可愛い娘なんだぜ?
ちょっと手をつないで近くの公園で話をしつつ、
次のデートの約束を取り付けることに成功した。
2週間後のお昼にカフェに行ってみようと誘ってみた
返事はOKだ。
その後はお開きの流れになり、あーちゃんを送ることになった。
あーちゃんは車でM駅まで来ていたので、車を停めている駐車場までだけど。
帰り道、僕はスキップしながら帰った。心の中は日本晴れ!いつ昇天してもよい。
そして帰宅後あーちゃんからこんなラインが届いた。
「カフェの件もうちょっと考えさせてほしいの。大丈夫?」
青天の霹靂である。
「了解です!また今度聞くから教えてね!」
暗雲が立ち込めてきた。
別に他の女の子とデートをするからではない。
友達の結婚式があったからだ。
友達の結婚式までの間、あーちゃんとのやりとりは続いていた。
あと本筋から少しそれるが、結婚式はすごい楽しかった。
ご飯はおいしいし、2次会も盛大にやっていた。
ちなみに僕は2次会の催し物の景品で夢の国のチケットが当たった!
あーちゃんとの出会いにしろ、景品の当選にしろ、もしかしたら僕は神に愛されているのかもしれない。
そんなこんなの出来事をネタにしながらあーちゃんとのラインは継続中だった。
『2次会、景品が当たった!』
『おめでとう!何が当たったの?』
『次に会ったときに見せるわ!笑』
『了解です。楽しみにしてるね笑』
みたいな感じだ。
『来週のカフェの件、大丈夫?』
30分後。
『ごめんなさい。やっぱり無理です。』
純粋にショックを受けた。
しかしここで女々しくしても嫌われる可能性もある。
潔く引き下がろう。
『了解です!ありがとうございました。』
目の前が真っ暗になった。
なんとなく、近所だけど今まであまり通らない道を走ることにした。
すると見つけてしまった。彼女の働くショップと同じ店を。
自分でもストーカーチックだなあと思いながら駐車場で、おそらく店員が駐車しているであろう一角の車を眺めた。
あーちゃんの車があった。
そうなのだ。彼女は僕のバイクで5分程度のお店で働いているのだ。
さすがに店に入らなかった。
そんなことするとマジもんのストーカーやん?
その後、そのままツーリングに戻った。
その日の深夜、僕はあーちゃんのライン画面を眺めていた。
またラインを送るかどうか悩んでいたのである。
すると僕の手からスマホが滑り落ちてあーちゃんに電話をかけてしまった。
急いで電話を切り、彼女に謝罪のラインを送った。
でも、流石に既読にもならないだろう。
下手をするとブロックされるかもしれない。
次の日の晩のことだ。
『やっぱり、もう一度あえないですか?』
あーちゃんからの返信である。
読まれてたら続きを書く!
続きを投下するぜ!
9月の終わりか、10月の頭の頃である。
そして、次に会う約束も取り付けた。
1週間後の月曜だ。平日で仕事だが、あーちゃんに会えるなら仕事を速攻終わらせる所存である。
ちなみに、この時マッチングアプリは続けていて、ほかの女の子ともやりとりしていた。
だが、僕は彼女たちを切ることにした。あーちゃん一筋で行くことを決めたのだ。
約束の日までに僕はできる限りの準備をすることにした。
おそらく手をつなぐなどの行為がいけなかったのであろう。
また、前回の店で僕はお酒も飲んでいた。
しかし、あーちゃんは車で来ており、お酒を飲めない。
僕はお酒をのむと多少気が大きくなるタイプなので
そんなところもダメだったのだろうと。
そこで、純粋にご飯を楽しめるお店を選ぶことにした。
お酒は飲まない。
店選びは、あらゆる恥をかき捨てた。
会社の色んな先輩・同期・後輩たちからおすすめの店を聞き、
その中の数点からあーちゃんにも相談して店を決めた。
今回は、僕が車を出して店に行くことになった。
待ち合わせ場所は、あーちゃんが指定したコンビニである。
本当に来てくれるのか不安になりながらあーちゃんを待っていた。
「ひさしぶりです!お待たせしました。」
あーちゃんの登場である。
やはり可愛い。天使である。
その後、お店でご飯を楽しんでいた。
車の中や、食事の時に、いろんな話をした。
しかし、一番聞きたいことがあった。
「なんで、前の時はダメだと思ったの?」
聞いてしまった。これは気まずくなるかもしれない。
「友達にいーくんのことを話したら、初回に手をつなぐなんてありえない。やめておけって言われたから。」
なるほどなるほど。予想通りだ。
その件については謝罪し、今回会ってくれたことに感謝の意を表明した。
その日の彼女の服装は柄物のワンピースで、小さくケーキがプリントされていてケーキの話で少し盛り上がった。
なんとしても次につなげたい僕は、今度ケーキを食べに行かないか打診をした。
返事はOKである。
神よ、ここに天使が舞い降りた!
天から光さしていることを感じつつ、日程を決め、車で1時間ぐらいの所にある有名なカフェに行くことになった。
それからの僕はまさに絶★好★調である
やりとりを続け、約束の日の3日前になった。
『それじゃ月曜日、カフェの件よろしくね!』
軽い気持ちであーちゃんにラインを送った。
『ごめんなさい。やっぱり無理です。いーくんのことを好きになれないと思うの。』
そんな返事が返ってきた。
「あーちゃんに一目ぼれです。僕と付き合ってください」
「ごめんなさい。やっぱりいーくんとの先が考えられなくて無理です」
振られた。これで僕の恋は終わったんだろう。
その後、帰り道、いろんな話をした。
「わたしに恋人出来るかなー?」
なんて話をあーちゃんはしていた。
それを僕に聞かないでおくれ。泣いちゃうから。
そのあと、あーちゃんを送り届け、家に帰り、ベットでひっそりと涙を流した。
そう思って僕はアプリを再開することにした。
マッチングしてラインでやりとりをはじめた女の子もいた。
しかし、全然気が乗らず、長続きしなかった。
そんな日々を過ごして2〜3週間がたった。
テレビCMである映画の告知をしていた。あーちゃんが好きな映画である。
もう一度、勇気を出してあーちゃんを映画に誘ってみよう。
『いーくん、またアプリ始めてるでしょ笑。なんで出会いを求めているのにまだ私と連絡とるのかな?行かないよ。』
早速お断りの連絡が来た。
というかなんで気づいたんだろう。
『あーちゃんと見に行きたいから誘っちゃいました。ごめんなさい。これ以上迷惑ならブロックしておいて下さい』
ブロックされた。僕の人生は終わったんだと思う。
まだもうちょっとだけ続きます!
風呂から入ったら投下するぜ!
sage忘れてた!
でも、まだまだ投下するぜ!
誰も読んでくれなくても!
答えは決まっている。あーちゃんはまだアプリをやっているんだ!
それがわかれば後は簡単だ。
僕はもう一度アプリをやめて、再度別人I君としてアプリを始めた。
そして、あーちゃんのプロフィールを見つけ出した。
写真は変わっているが、自己紹介文からあーちゃんであることが分かった。
頼む。マッチングしてくれ!
マッチングが成功した!!!!
それから、僕は別人としてあーちゃんとやりとりを重ねた。
そして、12月の中頃に会う約束をした。
しかし、どうしよう。このまま会っても仕方ない。
そこで僕は一計を図ることにした。
I君には約束をぶっちしてもらい、僕があーちゃんに会い少し挨拶をするというものだ。
そして、そこでブロック解除をお願いしよう。
あれ?ラインのブロックが解除されている?何故だ???
当日、会って、少しだけ会話して別れた。
その後あーちゃんからラインが届いた。
『わたし、気付いていたよ。いーくんが何か伝えたいことがあるんじゃないかと思っていったのに。すごく傷つきました。』
真っ青になった。
まさか気付いているとは。しかし証拠はないはずである。
『人違いですよ。I君てだれなの?』
しかし、その後、ラインは返ってくることはなかった。
もう返信が来ることはないと分かっていながら、僕はあーちゃんにラインを送った。
『新年あけましておめでとう!去年はいろいろ申し訳ございませんでした。』
返信が来た。
『新年あけましておめでとう。』
それから何回かやりとりを重ねた。
そして、僕はもう一度、デートの打診をしてみた。
正直断られる。そんなことを思っていた。
『いーくんが、誠意を見せてくれるなら会う。』
目が点になった。
自分でも嫌われる要素しか無いと思うww
ここから更に嫌われていくよ!
27で交際経験ない女性に違和感とかないんか。
もろ全面に出てると思うが。
かっこよくて面白くてお金持ちで浮気もしない男性を探してるんじゃない?
そーゆー30後半独身みたことあるわ。
まさか読まれてるとはww
コメントどうも!
違和感なかったよ!
確かに、ワニ似ている爬虫類系男子はお呼びではないのかもしれないね!
今回は隣県まで海を見に行くドライブだ。
車中での会話はとても楽しく、心がポカポカした。
海まで付き、あーちゃんともう一度話した。
「I君はいーくんでしょ?」
「はい、僕です。申し訳ございませんでした。もう一度、あーちゃんに会いたくてやってしまいました。」
「もうあんなことしちゃダメだよ。本当のこと言わなかったらもういーくんからは離れるつもりだったの。」
「なんでわかっていたのに会おうと思ってくれたの?」
「本当はいーくんと映画を見に行こうと思ってたんだよ。」
そして、11月に誘った映画を月末に見に行くことになった。
目がクリクリして猫みたいで泣きボクロがとてもキュートだ。
それにバイクも好きで、僕のバイク話を面白そうに聞いてくれる。
そして、何においても、彼女は優しい。
普通、あんなことをした僕のことなんて許さないし、もう一度会おうとも思わないだろう。
それなのに彼女は僕に会ってくれた。
聖母である。
道中、車が故障した。
アクセルを踏んでもスピードが上がらず、回転数が不安定なる症状だ。
このままでは高速道路で止まってしまうと思い、近くのSAに入った。
そこでレッカーを呼び、電車で帰ることになった。
その道中は、すごく楽しかった。今までのデートの中で一番楽しかった。
電車でちょっとした心理テストしたり、駅で一緒に占いに行ったり、ご飯も食べた。
一番デートっぽいことしてないかな?
この日は断られることもなく、順調にやって来た。
そして、ご飯を食べ、映画を見て、軽くドライブをした。
ドライブ中彼女は言った。
「星きれいだねぇ」
「あーちゃん、星好きなの?」
「うん!好きだよ。いーくんは?」
「僕も好き!山の頂上でみる星空はすごくきれいだよね!」
「え?見たことない!そんなにきれいなの?」
ここで決めるしかねえ。
「星がきれいな展望台が県南にあるけど、もしよかったら、今度一緒に見に行かない?」
「行く!」
決まった!!
僕の心に春の訪れを感じた。いま真冬だけど。
そんなこんなで、2月の中旬、星を見に行くことと、その5日前にご飯に行くことが決まった。
星を見に行く日の打ち合わせをした。
あったかい服装が必要だとか、チケットの話だ。
その展望台はチケットを事前に購入する必要があって、
購入するとキャンセルできない。
なので、3日前に天気予報を見て晴れなら僕のほうで買うことを話した。
その後、ご飯を食べ終わるってから、いつものようにドライブをした。
例えば、彼女の友達の話だ。
いわく、彼女の友達の元カレは最低な人とのことである。
いつも、車の運転は友達に任せ、隣でたばこをふかしながら酒を飲んだり、金遣いが荒く、お金の借りたりすることがあったそうだ。ちなみに返ってきていないらしい。
『チケット買ったよー』
『お金は後で返すから後で金額教えてね。』
『了解!』
『ごめんね。風邪ひいちゃったみたい。』
『そっかー。一応当日まで様子見て無理そうなら延期しようか!』
『ごめんね。』
『ごめんね。風邪が治らなくて、、、。延期でお願いします。』
『了解!お大事にね!』
その日、僕は枕を濡らした。
断りにくい
なるほど!勉強になります!
どこが好きかわからんわクソみたいな女やないか
惚れた弱みなんだか汚いとこが見えない状態なんだかしらんがよくもまあまんまと利用されとるな
下手したら交際経験ないとかもウソかもしれんぞ
友達からも同じ事言われています。
途中で投げちゃった。
友達からも同じ事言われています。
ほんと、どこが好きなんでしょうね?笑
今となっては自分でも、よくわからないです。
交際経験ないは僕も嘘かと思ってますよ〜
それでもマダマダ引きずってるんで
未練を断つために、最後まで投下します!
そして、次の星を見に行く日や、またご飯に行く話になった。
しかし、なかなか日程が決まらない。
なんかおかしいな?
そう思って僕は、冗談交じりでこんなことを聞いた。
聞いてしまった。
『ネットでよく見る断るための常套句だったら教えてね!笑』
『もう、いーくんとは会うつもりないよ』
当然断られるだろう。
あーちゃんは、ちゃんと長文でお断りの返信をくれた。
星の件は申し訳なかったことなどが書かれていた。
正直、かなりショックだった。
申し訳ないと思っている人ならチケット代ぐらい返すんじゃないだろうか?
いやいやこれは彼女が忘れているだけだ。
チケット代程度を口に出しても仕方ない。
僕は、もう目の前が真っ暗で、仕事でも常にため息をついているような状態だ。
ちなみに職場の人からは普段通りに見えているらしく、
いつも元気だね!とか言われている。全然元気ではない。
あーちゃんを振り切ろうと思い、
『これからしばらく告白し続けるんで、振り続けてください!』
なんてラインを送った。
するとあーちゃんから、
『私はいーくんの告白を真剣に考えているのになんでそんなこと言うの?いーくんの好きって違うと思う。それに誠意を見せてなんて普通は言わないもん。』
と返信が来た。
この頃は寝ても、振られる夢を見ては飛び起きるし、深酒しないと眠れないような状況だった。
なんだか自分を抑えきれなくなった。
だからつい、言ってしまった。
『この前のドライブであーちゃん、友達の元カレの話してたよね。金返さないやつの話。その話を聞いて、あーちゃんはお金にしっかりした人なんだと思っていたよ。』
『でも、実際どうなの?チケット代返すとか言ったくせに、忘れたふりしてごまかそうとしてるよね?』
『友達の元カレと同類やん。誠意をみせろとかいう人のすることなの?』
比較的オブラートに包むとこんな感じのことを言った。
流石にブロックされるだろう。
星の件とチケット代の謝罪の件だ。チケットのことは忘れていた。チケット代を返したい。口座番号を教えれば振り込むとのことだ。
なんで、返信が来るんだろう?何も言われずにブロックされると思ったのに。
ちくしょう。何やってるんだぼくは。
『チケット代はいらないから、ブロックだけはやめてくれ。』
女々しく引き下がった。
『あんなことを言われたのに、いーくんとラインでつながっていたくないよ。今回はごめんなさい。今までありがとう。さようなら。』
ラインをブロックされた。
何を食べても美味しくない。味はするから味覚障害ではないだろう。
そして、よくない考えが脳裏をめぐる。
僕は、あーちゃんの職場を知っているし、車もわかる。
あーちゃんがいるときに職場に突撃すれば会えるのだ。
いやいやダメだダメだ。
やっちゃいけない。
それから、神頼みや占いとかをしまくった。
5万ぐらい使った気がする。
効果はない。
そんな思いで脳裏がいっぱいだ。
なんだか体の調子も悪い。
熱を測る。36.4℃、平熱だ。
3週間経過したころの休日、ふとショップの前をバイクで通るとあーちゃんは休みだった。
この時の僕は、どうにかしていたんだと思う。
あーちゃんへの菓子折りを店員さんに渡して、
店にも迷惑をかけるので、適当な商品を買って帰った。
着信拒否されているであろうあーちゃんに直接電話を何回もしたりした。
『何か言いたいことがあるならラインでお願いします』
今までの謝罪をした。
『職場に来たことや電話とても迷惑です。私がいーくんを好きになることは絶対にありません。だからあきらめてください。』
と返信が来た。
そりゃそうだ。
こんな奴、好きになるほうがどうかしてる。
『分かっています。謝りたかったんです。本当にごめんなさい。』
『もう謝らなくていいんだよ。こんな終わり方でごめんなさい。今までありがとう。さようなら。』
『まだ、さようならは言えないけど、今までありがとうございました。』
父が死に際に僕を見て兄の名前を呼んだ時ぐらいは泣いた。
罪悪感が消えない。頭の靄が晴れない。
ラインはブロックされていない。
だけどメッセージを送っても、既読はつかない。
ここで吐き出せてちょいスッキリできた!
読んでくれた人どうもありがとう!
ってか謝る意味がわからん
返すって言ってたお金返してって当たり前の事を言っただけだろ
つーか間違いなく他に男おるで
職場に来たのはさぞやビビっただろうな
お金返さずばっくれられたんですって言われたら人間性疑われること必至アウトだもんなw
確かに男はすでにおるやろなww
振られた時に聞いたら、何も答えなかったけどねww
教えてくれればモヤモヤも晴れるのにな〜
思わせ振りをしてるのが
わかってないんだな。
追いすぎて逃げられたパターンでもある
貴重な意見ども!
あと「風邪ひいた」って言ってた時にあーちゃんの体調心配にならなかったのかな?って、ちょっと気になりました。。
次は楽しい恋愛になると良いですね。。。
星を見に行く日がバレンタインだったからね!
体調は心配したよ〜
流石にお見舞いとかには行けないし
LINEでお大事に!とか言ってましたね
ありがとうございます。次が来ることを祈ってる!
ズルズル引きずってるけどね!
5月末にあーちゃんの誕生日だから
そこで踏ん切りをつけます!!
女に惚れてから告白なんて
するもんではないよ。
あ?好きかも?って思うくらいで
最短勝負しないと。
それだとフラれても
恋に恋していた自分なだけか?と
思うようになるし楽だよ。
2回目のデートでキスしない関係は
恋人同士に発展するのは難しい
なるほど!勉強になります!
ボーダーとは??
まぁ僕はキープ君でしょうね!笑
好きになったものは仕方ないです
境界性人格障害
好きになった方が負けみたいな気持ちで挑んでたら骨の髄まで持ってかれるよ
とくにあなたみたいな純粋タイプは利用されると思う
境界性人格障害?
ちょっとググってみます!
人を好きになるのに勝ったも負けたも無いと思うけどなー
ちくしょう!利用されてだけか!!
でも嫌いになれないわ〜
まだ好きだからね。仕方ないね。
早く踏ん切らなければ!
調べてきました!
あーちゃんより僕の方が境界性人格障害じゃね?
パーソナリティ障害の人は相手の気持ちを慮ることなんかほぼないし、基本的に損得勘定で生きてるし。あなたはあーちゃんに振り回されてメンヘラっぽくなってるだけじゃない?
まあ依存的な人には感じるけど
今ならメンヘラ検定1級に合格しそう!
確かに愛に飢えて依存してるのかも?笑
僕もそれなりに損得勘定で考える時あるよ?
あーちゃんは損得勘定で生きてるのかな?
それは今は考えられないな〜
なんだかんだでまだ好きだからね!笑
そりゃまだ本性出してない*。あなたは今試験に合格するか試されてる期間だから。好きにしな〜
利用価値があると思われてるうちは向こうから切ってくることはないよ
イヤイヤ流石に試験は不合格でしょう。笑
仮にあーちゃんがボーダーだとしたら、
LINEでかなりひどめ非難したときに
利用価値無しって思われたでしょう!
今ブロックしてないのは、
ブロックしてる時に電話かけてくるウザい奴だからブロックしてないだけてしょう。
ひどめ非難しても向こうがまだつながりを断ち切ってない!→すごい!普通の人なら怒るのに!→仮にボーダーだとしたら本人が一番嫌うのは相手からの無関心。つまりあなたが連絡してくる限りは適当に繋がりを持ち続ける
自分に関心を持ってくれる人なら誰だってブロックしない。あなたが連絡してくる限り本人は自分が価値ある人間だと自覚できるから。あなたが罪悪感を抱けば抱くほど向こうは優越感をあじわう
あなたみたいな男を何人も抱えてる可能性あり
いや〜普通に怒ってると思いますよ?
自分で言うのもアレだけど
やったことストーカーと一緒だもんね!笑
普段ストーカーっぽい行動に出るタイプですか?それは衝動的に行われましたか?
もし衝動的ならあなたが抱えてる混乱や怒りを処理できなかったから。普通の恋愛してたらそこまでの混乱や怒りって起きます?
普通ならまず話し合うよね。あなたは話し合うことすら拒否されたんじゃないの?
やったことストーカーと一緒なのにまだ繋がり持ってくれてる!受け入れてもらってる!って言う甘い感情は捨てた方がいいかも
それでもあなたと向き合って話し合って理解を示そうと努力してくれてる相手なら、愛情ある行為だと思うけど
あなたがそう思うのはあなたに良心があるから
あなたがこんなところで理解できない恋愛についてどうにか答えを出したがってるのもあなたに良心があるから
相手があなたを苦しませたまま放置してるのは、相手に良心がないから
単純に気持ち悪がってるだけだと思いますよ。
上にも書いたけど
僕のやったこと、ストーカーと大体おんなじだからね!笑
あんまり自分を下げる言葉を自分に投げかけない方がいいよ
自尊心低下すると人に騙されやすくなる
キープと言うか、まあキープももちろんされてるだろうが、あたながどこまで従順か試してるんだと思う
支配関係つくろうとしてんだよ
支配関係か〜
僕は基本的にドMだからな〜
倫理的にOKであれば支配してくれていいのに笑
倫理的にOKな支配って存在しないし。支配は支配だよ
支配と愛を混合するタイプかな?
愛情に飢えてると色々と盲目になりやすいから気をつけてね
と言っても突っ走るタイプだろうけど。
支配は支配か!確かに!
よくわかりましたね!
そうです。公私ともに突っ走るタイプです!
気を付ける努力はしておきます!
のめり込んだら共依存になるから気をつけてね
あなた寂しがり屋っぽいし
のめり込みすぎに注意ですね!
了解です!
寂しがり屋は当たってますね。
よくわかりましたね!
ちょろさが滲み出てるもん
騙されやすいでしょ
僕を騙すのに人は5分とかかりませんね笑
もしかしたら影ではチョロ男とか言われてるかも?
チョロ男じゃなく根っからのいい子なんだよ
モラハラに耐える人達もそう言うタイプで協調性を重んじる罪悪感を抱きやすい良心があるタイプ
モラハラやボーダーはその良心につけ込んで相手を利用するから。
ただこれはあなたの問題なんで私はこれ以上口出ししませんわ
まあ良心がない人達もいるってことで。私もナルシスト男に散々操作されたんでなんとなくあなたの行く末が見えるのが辛いだけだよ。
あまりに理不尽なことが多くなったら一回引いて冷静に考えて、まず自分を大切にしてください
なるほど、そういうことだったんですね。
アドバイスどうもありがとうございます。
良心が無い人いないと信じたいな。
でもそういう人も居るんですね。
あーちゃんからもう連絡は来ないと思うので
僕が5月末に踏ん切れば、そこでお終いのはずです!
《おすすめ出会い系サイトはこちら 登録無料》
ワクワクメール 若い女の子との出会いを求める方におすすめ


イククル 気軽な出会いを求める方におすすめ
